約40時間程掛けてクリアしました!
久々に夢中になってクリアまで突き進みました!世間の評判通り、非常にクオリティが高く面白いゲームでした!
このゲームは、革新性のあるシステムを入れているというゲームではなく、色々なゲームの良い要素を全部取り入れて、上手くまとめたような印象のゲームで、そのバランスの良さが高い評価につながっていると感じました。
自分が感じた印象としては、ストーリーはFF10/戦闘はソウル系・マリオRPG/ダンジョン探索もソウル系/ワールドマップは過去のFFやDQ/UIはペルソナのような感じで、どこかで見た事あるようなシステムが、現代風にアップデートされていて、面白く感じる作りになっていました。
良かった点
■世界観・ストーリー
このゲームを通して、一番惹かれたポイントは、悲壮的かつ美しい世界観でした。
グラフィックも素晴らしく、美しいアートデザインを綺麗に表現されており、BGMをピアノ調?オーケストラ調?ジャンルは分かりませんが、とにかく上品な音楽で、美しい世界を表現しています。
ストーリーも導入はとてもシンプルで、FF10のシンのような世界の脅威となっている大ボスを倒すための物語となっているなかで、合間合間に衝撃的なイベントが多数あり、プレイしていて飽きる事がありませんでした。最終的にはかなり難解に思えるような展開もありましたが、ギリギリ理解できる範囲で、深みも生まれて良かったと思います。
■戦闘システム
ここが、このゲームが高い評価をされているポイントだと思います。
戦闘はターン性のコマンド式になっており、攻撃と防御時にマリオRPGのようなアクション要素が入ります。防御時が特に特徴的で、プレイヤーは回避とパリィの防御行動を取る事ができます。敵のモーションに合わせてタイミングを合わせて行うと、回避は敵の攻撃が無効となり、パリィは敵の攻撃が無効かつ強力な反撃が行えます。回避の方がリターンは少ない分、猶予タイミングが緩い形。
この防御成功のメリットがとても大きく、極端な話全ての敵の行動をパリィで防げば、レベル1でもクリアできるというバランスが大きな特徴です。
防御が強い分、敵の攻撃も強力なものになっているので、ただの雑魚戦でも緊張感があり、面白かったです。
この部分が、ターン性が好きな人とアクション性が好きな人と幅広い層に受けたのかなと思います。
■多数の遊び要素
ここが一番の意外要素でした。
例えば、キャラクターの服と髪型を色々変えられたり、ミニゲームがあったり、PTメンバーとの交流イベントが豊富だったりと、ひと昔前のRPGを思わせるような、遊び要素が豊富でした。この要素にプラスして、ワールドマップはFFやドラクエのような感じで、自由に探索が出来て、隠された場所に隠しダンジョンがあったりと、ただストーリーを追うだけでなく、探索も非常に楽しめました。
注意すべき点
このゲーム、世間的評価が非常に高いので、勘違いされやすいのですが、結構人を選ぶゲームだと思います。自分が感じた注意点を書いておきます。
1.日本語ボイスが無い
現状では、英語/フランス語の2か国対応で、日本語が無いため、字幕で追いかける事になります。自分は映画とかで慣れていますが、没入感に欠けるという体験の人も多いかもしれません。
2.戦闘がタイミングゲー
良くも悪くも、回避とパリィに寄っている戦闘システムになっているので、これらのシステムが苦手と感じる方はこのゲームに向いていないかもしれません。
また、パリィを行う都合上、雑魚戦も毎回敵のモーションを見なくてはいけないので、敵が強くなればなるほど、雑魚戦が面倒になっていく印象があります。
敵が固いし、攻撃モーションも長く、反撃していかないと、戦闘がかなり長引く事になります。
3.ミニマップが無い
ワールドマップはありますが、ダンジョンや街に入るとミニマップがありません。また、ダンジョンも複雑に入り組んでおり、似たような景色が続く箇所も多いため、かなり迷います。目的地マーカーとかも無いので、方向音痴の方はイライラするかもしれません。
これはストーリーの都合上、未知のダンジョンを探索する事になるので、ストーリー的に自然っちゃ自然ですが、やはりミニマップは欲しいですよね。
以上、感想になります。
気になる点もありましたが、トータルで自分はとても楽しめました。
色々なゲームの匂いを感じるゲームでしたが、世界観は唯一無二のものだと思いますし、戦闘もハマる人はとことんハマる内容かと思います。
GamePassでも配信されているので、加入されている方は、最初の1時間まででもプレイする事をお勧めします!
GamePass神過ぎる・・・!