先日、クリアしました。感想としては・・・うーん良作!
要所要所のイベントでは盛り上がりがあったと楽しめましたが、多少テンポが悪い部分があったので、総合的には良作かなと
■新たなスタート
今までのFF14は新生から始まり暁月までは、大筋が繋がっていました。約10年間のストーリが完結したわけですね。そして今回は、完結した後に新たなスタートを切るパッチとなっています。なので、暁月と比べるとやはり、話の壮大さや盛り上がりは小規模なものになっていました。
これは仕方ないですよね。10年掛けたストーリーの後半パッチとスタートのパッチを比べるとどうしてもスケールが落ちます。
その理由が関係しているか、今回の話は「新生」を思い出させるような世界観理解のためのイベントが今まで以上に用意されてました。この部分がいまいちに感じ、お使い系が多かったので、どうしても退屈に感じるシーンが多かった印象です。
FF14の世界観が好きという方は、新しい大陸の文化を理解するイベントが多いので、一番好きになるかも?
■ウクラマト
今回は、新しい大陸の王位継承争いの話で、未熟なウクラマトを王にするまでの話になります。このキャラが黄金のレガシーの主人公的な存在です。この部分が今までの話と違っているところで、今までは、自分のキャラクターがメインで話が進むのですが、今までの実績がデカすぎたのか、主人公や暁メンバーは保護者的な立ち位置になっています。自然と言えば自然な立ち位置なのですが、話としてはのめり込みにくい部分になっていますね。
このウクラマトを気に入るかどうかが黄金のレガシーのポイントになると思います。自分は前半はいまいちでしたが、後半からかっこいいシーンも増えて、結構好きなキャラクターに感じましたが、人によっては微妙かも・・・?万人に好かれるようなキャラではないと感じました。
■ストーリーのテーマ性
今までのパッチでは、テーマ性とかがあったのか分かりませんが、今回ははっきりと感じました。自分は「多様性を理解すること」を感じました。舞台のトラル大陸は、多民族国家になるため、色々な種族や文化/死生観までもが異なる、様々な集落が登場します。この様々な集落が抱える問題を解決していくのが、今回の王位継承レースの内容になります。ここの部分はしっかりと描かれているとは思います。普段テーマ性とか意識しない自分がそう思えてますし、ここも賛否両論ポイントかなと思います。
しっかりと描かれていますし、言っている事は大事なんですけどね、固いというかあまり盛り上がりに欠けるように感じました。
あとはもう一つは、「親子」もテーマに入っているのかなと思いました。
今回の話を通じて、様々な親子が登場します。どれも特殊な形で様々な親子の形が登場するので、自分的にはそこが一番良かったですね。最近子供も生まれたので、親子物に弱い・・・エレンヴィルのシーンでは涙も流してしまいました。
賛否両論の今作でしたが、新たなスタートを切る第一作としては、良作だったと思いました。次の展開に期待!